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11月30日-01号

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  1. 日進市議会 2022-11-30
    11月30日-01号


    取得元: 日進市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-16
    令和 4年 12月 定例会(第4回)        令和4年第4回日進市議会定例会本会議[11月30日(水)]1.開会式       令和4年11月30日(水)午前9時30分                   議長挨拶                   市長挨拶1.開議        午前9時34分 議長宣告1.会議に出席した議員         1番 山田久美        2番 舟橋よしえ         3番 白井えり子       4番 大川 博         5番 武田治敏        6番 水野たかはる         7番 ごとうみき       8番 坂林たくみ         9番 山根みちよ       10番 道家富好         11番 青山耕三        12番 小野田利信         13番 渡邊明子        14番 川嶋恵美         15番 古川ひさお       16番 大橋ゆうすけ         17番 宮田康之        18番 福安淳也         19番 萩野 勝        20番 永野雅則1.会議に欠席した議員         なし1.地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者の職氏名  市長          近藤裕貴   副市長         水野隆史  教育長         岩田憲二   総合政策部長      萩野一志  総合政策部調整監    岩瀬雅哉   総務部長        石川雅之  生活安全部長      杉田武史   健康福祉部長      川本賀津三  健康福祉部参事     伊東あゆみ  こども未来部長     棚瀬浩三  都市整備部長      蟹江健二   都市整備部参事     伊藤信一郎  産業政策部長      長原範幸   産業政策部参事     吉川 浩  学習教育部長      加藤 誠   生活安全部次長兼防災交通課長                                 鬼頭 聡  学習教育部次長兼生涯学習課長     監査委員事務局長    萩野まさみ              與語隆弘1.会議に職務のために出席した者の職氏名  議会事務局長      伊東敏樹   議会事務局次長兼議事課長                                 山田 進1.会議に付した事件  議案第70号 地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について  議案第71号 日進市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定について  議案第72号 日進市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について  議案第73号 日進市個人情報保護審査会条例の制定について  議案第74号 日進市教育委員会の教育職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の制定について  議案第75号 日進市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について  議案第76号 日進市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について  議案第77号 日進市職員の給与に関する条例及び日進市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について  議案第78号 日進市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について  議案第79号 日進市情報公開条例等の一部改正について  議案第80号 日進市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について  議案第81号 令和4年度日進市一般会計補正予算(第8号)について  議案第82号 令和4年度日進市下水道事業会計補正予算(第2号)について  議案第83号 岩崎城歴史記念館、日進市展望塔岩崎城、岩崎城址公園及び日進市旧市川家住宅の指定管理者の指定について  議案第84号 損害賠償の額の決定及び和解について  議案第85号 人権擁護委員の候補者の推薦について  請願第2号 より便利なくるりんばすを求める請願書  議員提出議案第5号 日進市議会の個人情報の保護に関する条例の制定について1.議事日程  日程第1 会議録署名者の指名  日程第2 会期の決定  日程第3 諸般の報告       1 議会運営委員長       2 総務文教委員長       3 福祉厚生委員長       4 市民建設委員長       5 議長       6 副市長  日程第4 議案第70号から議案第83号までについて       (上程・説明)  日程第5 議案第84号について       (上程・説明・質疑・委員会付託・委員長報告・報告に対する質疑・討論・採決)  日程第6 議案第85号について       (上程・説明・質疑・討論・採決)  日程第7 請願第2号について       (上程・委員会付託)  日程第8 議員提出議案第5号について       (上程・説明)1.閉議        午前11時37分 議長宣告        開会式     午前9時30分 開式 ◎伊東議会事務局長 ただいまから令和4年第4回日進市議会定例会を開催しますので、御起立願います。 最初に、議長から挨拶があります。     〔議長 青山耕三登壇〕 ○議長(青山耕三) おはようございます。 令和4年第4回日進市議会定例会の開会に当たり、一言御挨拶申し上げます。 今年も残すところ1カ月余りとなり、朝夕めっきり寒さを感じ、日増しに秋の深まりを感じる季節となりました。 師走を間近に控え、何かと気ぜわしくなってまいりますが、議員各位におかれましては、極めて御多用の中御出席を賜り、ここに第4回日進市議会定例会が開催できますことに厚く御礼を申し上げます。 さて、本定例会に上程されます議案は、条例の制定または一部改正、令和4年度補正予算、指定管理者の指定など16議案ございます。 いずれの議案につきましても、慎重なる御審議、御審査を重ねられ、適切なる議決をしていただきますようお願い申し上げるとともに、議会運営に格別なる御理解、御協力をお願い申し上げまして、開会の挨拶とします。 ◎伊東議会事務局長 次に、市長から挨拶があります。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 皆様、おはようございます。 令和4年第4回日進市議会定例会の開会に当たりまして、私からも御挨拶を申し上げます。 議員の皆様におかれましては、本日の定例会に御参集をいただき、誠にありがとうございます。 初めに、新型コロナウイルス感染症に関しまして、愛知県においても、感染の第8波に入ったとの認識を示しており、併せて季節性インフルエンザの流行も懸念されております。 本市としましては、引き続き感染防止対策やワクチン接種事業などの各対策を適切に講じてまいります。 また、現在本市では、マイナンバーカードの取得しやすい環境整備に全庁を挙げて取り組んでおります。コロナ禍となり、全職員に協力をお願いして、事業に取り組む機会をたくさんいただいております。 特別定額給付金給付事業新型コロナワクチン接種関連事業、市民まつりや岩崎城プロジェクションマッピングと同様に、今後も必要に応じて横断的な組織体制で、各職員の協力の下で、業務に取り組んでまいります。 さて、本議会に提案させていただきます議案は、16議案でございます。 内訳といたしましては、条例関係の議案として、制定が5議案、一部改正が6議案、予算の関係の議案として、補正予算が2議案、その他の議案では、指定管理者の指定などが3議案でございます。 また、報告案件といたしまして、専決処分事項が1件ございます。 議員の皆様には、各議案とも慎重なる御審議の上、御議決、御賛同いただきますようお願いを申し上げまして、開会の挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ◎伊東議会事務局長 これをもちまして、開会式を終わります。 御着席ください。     午前9時34分 閉式-----------------------------------     午前9時34分 開議 ○議長(青山耕三) 開議に先立ち報告します。 本定例会では、新型コロナウイルス感染症対策のため、議員並びに執行部につきましては間隔を空けて着席しております。 本日の出席説明員は、お手元に配付したとおりです。 ただいまの出席議員数は20人です。定足数に達していますので、令和4年第4回日進市議会定例会を開会します。 直ちに本日の会議を開きます。 なお、本定例会における古川ひさお議員に係る表決については、挙手を認め、起立したこととみなします。 本日の議事日程は、お手元に配付した日程表のとおりです。 これより本日の日程に入ります。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第1、会議録署名者の指名を行います。 会議録署名者は、会議規則第88条の規定により、議長から9番山根みちよ議員、10番道家富好議員を本定例会の会議録署名者に指名します。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第2、会期の決定を議題とします。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から12月23日までの24日間としたいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、会期は24日間と決定しました。 会期中の会議予定については、お手元の会期日程表のとおりですので御了承願います。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第3、諸般の報告を議題とします。 議会運営委員長及び各常任委員長より報告を行っていただきます。 最初に、議会運営委員会 小野田委員長。     〔議会運営委員会 小野田利信委員長登壇〕 ◆議会運営委員会小野田利信委員長) 議長の御指名がありましたので、去る11月9日に実施いたしました議会運営委員会の行政視察の模様について報告いたします。 知立市において、議会改革の取組とタブレットの活用についてをテーマに視察を行いました。 知立市は、平成22年に議会改革特別委員会を設置し、当委員会を中心に議会改革について取り組んでこられておりました。 市民に開かれた議会、議員が議論する議会、議員が行動する議会の3本柱の下、議会基本条例を制定し、これを実現するために様々な活動を行っています。 具体的な取組として、議会報告会を定例会ごとに年4回実施し、常任委員会の報告と市民との意見交換会をしているとのことでした。また、コロナ禍を機に、オンラインと併用して開催をし、これまで参加が少なかった若い年齢層の方の参加も増えたとのことでした。 また、令和3年にはマニフェスト大賞優秀躍進賞を受賞されており、議会を積極的に市民に開いていく、市民と交流していく取組をテーマとし、議会モニター制度や高校生議会の実施を積極的に行っておられました。 議会のICT化については、令和3年の3月定例会からペーパーレス会議システム、SideBooksの導入及び運用を開始し、紙と電子データの併用期間を経て、令和4年3月に完全ペーパーレス化を実現しておりました。 これに伴った傍聴者への対応としては、議場内にモニターを設置し、資料の表示をすることによって、紙資料の配付を廃止したとのことでした。 質疑応答では、議会モニター制度の進め方や、年間のスケジュールはいかがかとの問いに、議会モニター制度は議長直轄の事業として位置づけられており、モニター会議とモニター懇談会を年に各2回ずつ、計4回実施している。今年度については、4月に任命式及びモニター会議を行い、外部講師による議会と市民の関わり方についてのレクチャーも行っている。6月のモニター懇談会では議会運営だけでなく行政関係のことにも広くテーマを定めて議長とモニターでの話合いを実施し、今後は11月及び年度末に開催予定である。議会モニター制度では建設的な意見を非常に多くいただいており、常に緊張感を持って活動に取り組むことができているとの回答がありました。 また、高校生議会の実施について、学校側の理解はどのように得られたのかとの問いに、市内3校へ議員が直接訪問し、投票権が18歳に引き下げられ、議会を身近に感じてもらうことや、投票権の大切さを知ってもらうという企画の趣旨を何度も説明することで協力を得ることができたとの回答がありました。 また、タブレット端末導入による完全ペーパーレス化で不便に感じていることはないか、また、これまでアナログで行っていたメモや、前年度の予算決算の比較などはタブレット端末でも同様なことができるのかとの問いに、メモや付箋など、ある程度の機能が備えられており、使える機能は活用している。今は使い方に慣れておらず不便に感じることもあるが、ペーパーレス化についていこうという努力をしているとの回答がありました。 そのほかにも委員からも様々な質問に対し、親切丁寧な説明をいただきました。 最後に、知立市の関係者の皆様には大変お世話になり、この場をお借りしまして、感謝を申し上げます。 以上で議会運営委員会の行政視察の報告を終わります。 ○議長(青山耕三) 次に、総務文教委員会 大橋委員長。     〔総務文教委員会 大橋ゆうすけ委員長登壇〕 ◆総務文教委員会(大橋ゆうすけ委員長) 議長の御指名がありましたので、去る10月21日に実施をいたしました、総務文教委員会行政視察の模様について御報告いたします。 春日井市立中学校において、登校支援室(校内フリースクール)についてをテーマとし、視察を行いました。 春日井市の登校支援室は、不登校者の増加傾向の抜本的改革として、令和2年度から市内3校で試行的に開始し、現在15校において設置がされております。 空き教室等を利用し、空調機を整備、ソファーを設置し、学校感のない優しい雰囲気づくりに努めているとのことで、利用している子どもたちも、非常にリラックスをして落ち着いた様子であったのが印象的でございました。 利用については、必要だと判断される場合に、個別に声かけを行い、生徒、保護者、担任の3者で面談の上、慎重に決定をされているとのことでした。 運営については、教員の理解や協力が必要不可欠であり、それがうまくいった学校ほど、成果が出ているとのことでした。コーディネーターとして、力量のある校務主任などの先生を充て、その先生の時間を確保するために、授業を代行できる先生を市費で導入したり、有償ボランティアとして、各教室に支援員を配置しています。 課題としては、登校支援室に携わっている多くの人たちの情報共有の時間の確保が難しいことなどがあり、チャットを利用して隙間時間を活用するなどの取組も始めているとのことでした。 登校支援室は、心の居場所。支援の仕方はいろいろあり、正解はなく、生徒一人一人に寄り添うことが大切で、慌てず、焦らず、諦めず行っているとのことでした。 質疑応答では、先生たちの理解を深めることが難しいと思うがいかがかとの問いに、最初はできる先生が行っていたが、実際に始まってみると、教室では見られない生徒の一面が見られ、生徒も先生を待っていると感じることもある。教員同士の情報共有を積極的に行う中で、現在は、先生を時間割で割り振って担当してもらっているとの回答がありました。 また、支援員の役割が重要だと感じたが、どのように募集したのかとの問いに、支援員は公募ではなく、心の教室相談員の経験者であったり、主任児童委員に紹介してもらうなど、この人は、という人に業務の内容を伝えた上で、御協力をいただける方にお願いをしているとの回答がありました。 そのほか、委員からの質問に対して丁寧な説明をいただき、視察を終了いたしました。 最後に、春日井市及び中学校の関係者の方々に御協力をいただきましたことに感謝を申し上げ、総務文教委員会行政視察の報告を終わります。 ○議長(青山耕三) 次に、福祉厚生委員会 道家委員長。     〔福祉厚生委員会 道家富好委員長登壇〕 ◆福祉厚生委員会(道家富好委員長) 議長の御指名がありましたので、去る10月31日に実施いたしました福祉厚生委員会の行政視察の模様について御報告いたします。 三重県桑名市において、地域包括ケアシステムの構築についてをテーマに視察を行いました。 桑名市は、地域包括ケアシステム構築に向けて、全国に先駆けて介護予防・日常生活支援総合事業や地域ケア会議、医療・介護連携推進事業生活支援体制整備事業等の取組を開始し、年々、改善を行い、新たな取組を進め、保険者機能強化推進・努力支援交付金に関わる評価指標において、令和3年度全国8位となりました。 介護予防・日常生活支援総合事業では、通所型サービスAについて、市独自の人員配置の緩和基準や加算を設けており、介護支援ボランティア加算チームオレンジ加算を定め、利用者の社会参加の機会の創出を促進していました。 また、短期集中予防サービスであるくらしいきいき教室では、利用者が通所時に行う動作が、在宅時にも実行できるよう、月に1回以上リハビリテーション専門職が自宅に訪問し、アセスメント・モニタリングを実施するという、通所型サービスと訪問型サービスを組み合わせて一体的に提供しているとのことでした。 認知症総合支援事業では、若年性認知症への取組として、令和4年7月より公募による業務委託を行っていました。 そこでは、相談窓口や本人・家族の通いの場を設置し、講演会の実施も行っています。業務委託が始まって間もないため、アウトリーチや県との連携は今後の課題として考えているとのことでした。 質疑応答では、在宅医療と介護連携推進の上でうまくいっている点と課題点はそれぞれどのようかとの問いに、うまくいっている点では、在宅医療・介護連携支援センターが核となって事業を実施しており、急変時の対応について、桑名市消防本部と連携して研修会や救急情報連携の取組ができている。課題としては、コロナ禍で医療・介護専門職の顔の見える関係づくりが実現できず、直接会うことが難しい環境の中で、信頼できる関係づくりの推進に向けての検討が挙げられるとの回答がありました。 また、若年性認知症の早期発見は難しいと考えるが、その取組内容はいかがかとの問いに、新規の方の発見、把握が一番の課題となっており、介護認定を受けられた2号保険者の中から拾ったり、包括支援センターの相談窓口からつながってくるケースが多い。まずは周知を徹底することが大切だと感じているとの回答がありました。 そのほかにも委員からの様々な質問に対し、親切丁寧な説明をいただきました。 最後に、三重県桑名市の関係者の皆様に大変お世話になりました。この場をお借りいたしまして、感謝を申し上げます。 以上で福祉厚生委員会行政視察の報告を終わります。 ○議長(青山耕三) 次に、市民建設委員会 永野委員長。     〔市民建設委員会 永野雅則委員長登壇〕 ◆市民建設委員会(永野雅則委員長) 議長の御指名がありましたので、10月6日から7日の日程で実施しました、市民建設委員会の行政視察の模様について御報告をいたします。 1日目は、埼玉県加須市において、6次産業化を含むかぞブランド認定制度をはじめとする産業支援、地域活性化に向けた先進的取組について視察を行いました。 初めに、かぞブランド認定制度について、担当者より概要説明をお聞きいたしました。 かぞブランド認定制度は、平成28年度から市内の優れた商品や製品、農産物等を地域ブランドとして付加価値をつけながら売り出し、地域産業の活性化に資する事業であり、現在多種多様な累計70品目について認定しているところであるとのことでした。 認定に当たっては、第1に加須らしさ、第2に優位性・独自性、第3に信頼性、第4に市場性・将来性の4つの柱を認定要件として定めており、公募による市民モニターを含む認定委員により、認定要件を細目化した審査基準を基に審査を行い、新たな地域ブランド品として採用する仕組みであるとの説明を受けました。 ブランドの認定のメリットとして、付加価値を高めることにより、商品を知っていただく機会の創出やふるさと納税返礼品への登録などによる販路開拓や宣伝効果、ひいては商品を通じて魅力を発信することで地域を知っていただくきっかけにもつながるものとのことでありました。 また、商品の認知を効果的に進めるため、地域の特産などをモチーフにしたロゴマークにより、ブランド認定された事業所と行政が一体となり一層認知を進める取組を行っているとのことでした。 質疑応答では、委員から、認定商品の中には市がマッチングに関わって作られたものであるのかとの問いに、市が積極的にマッチングというところまでは実施をしていないが、6次産業化商品の研究開発や販路開拓のためのウェブ制作経費などに対して補助金を交付して、6次産業化の実現についての支援を行っているとの回答がありました。 また、かぞブランドの位置づけについて、市外にアピールするものなのか、例えば市民に対しても、給食などで提供される制度があるのかとの問いに対して、市外はもちろんであるが、地元の優れた商品を市民にも知っていただく機会にもつながっている。関連するかぞグルメ共同事業は、地元の高校生が商品開発に携わっており、産学官連携により新しいグルメを開発するなど、加須市の食の魅力を発信する事業にも取り組んでいるとの回答がありました。 また、圃場再整備事業をどのように行っているのかとの問いに、農業基盤整備促進事業農地耕作条件改善事業を活用するのと合わせて、圃場以外の道路や水路を整備するに当たっては、拡幅用地について農家から無償で提供を受けるなどの協力を得ることにより、地元負担なしですぐに圃場を使えるような手法で実施しているとの回答がありました。 その他、委員からの質問に対しては丁寧な説明をいただき、埼玉県加須市での視察を終了いたしました。 2日目は、茨城県猿島郡境町において、自治体初の地域公共交通自動運転バスの定常運行に関する先進的取組について視察を行いました。 初めに、道の駅さかいから自動運転バスの公道での試乗を行った後、運行管理施設を見学させていただき、担当者より概要説明をお聞きしました。 自動運転バス導入の経緯について、町内の地域公共交通が乏しいことから、市内の高齢者や運転免許証を持たない方などの交通手段の確保を目的とし、狭い道にも対応できる自動運転バスを、数回の試乗会の後令和2年11月から運行を開始し、新たなバス停の追加などを経て、令和3年8月には、東京駅までの高速バス運行開始に合わせてルートの増設、土日運行を開始し現在に至っているとの説明がありました。 運行経費については、国庫補助金とふるさと納税をフル活用することで、町からの一般財源の持ち出しゼロを実現しており、事故への対応についても、保安要員の配置や遠隔監視、緊急車両の準備により特にこれまで大きな事故は起こっていないとのことでした。 境町が目指す5年後の未来は、誰もが生活の足に困らないまちであり、今後自動運転バスにおける技術やノウハウを活用し、またドローンを活用した物流事業や、買物の自動決済など、様々な事業との連携発展を図っていきたいとの説明がありました。 質疑応答では、委員から、乗車料金を無料にしたのはどのような理由からかとの質問に、一般財源の持ち出しがないこともあるが、横に動くエレベーターとしてのまちの経済効果の一環として住民の負担にならないようにしているとの回答がありました。 また、バスの速度が遅いことから、渋滞したり苦情が出たりするのではないかとの問いに、逆に自動運転バスがペースメーカーとなり速度を守るようになったことや、路上駐車が減ったりした効果があった。また、町内全域に走らせてほしいとの声を聞いているとの回答がありました。 また、オンデマンドによる予約運行に向けた課題はあるかとの問いに、過去に実証実験で行ったことがあるが、どういう形で予約を受け付け、どのような使われ方をするのがよいのか、車の進歩と併せて利便性を考える必要があり、課題があるものと認識しているとの回答がありました。 その他、委員からの質問に対して丁寧な説明をいただき、茨城県猿島郡境町での視察を終了いたしました。 行政視察に御協力いただきました、埼玉県加須市並びに茨城県猿島郡境町の関係者の方々に感謝を申し上げ、以上で市民建設委員会行政視察の報告を終わります。 ○議長(青山耕三) 次に、議長から報告します。 専決処分事項の報告について、市長から報告がありましたので、お手元に配付してあります報告第5号をもって説明に代えることといたします。 次に、監査委員から、令和4年9月分及び10月分の例月出納検査結果と、学習教育部生涯学習課及び図書館、議会事務局議事課、総合政策部人事課の定期監査結果の報告が、本職にありましたので報告します。 なお、詳細資料は、議会事務局に備えてありますので閲覧願います。 次に、10月13日と14日に長崎市で開催されました第84回全国都市問題会議に福安副議長が出席しましたので報告します。 次に、10月19日と20日に長野市で開催されました第17回全国市議会議長会研究フォーラムに私が出席しましたので報告します。 資料については、いずれも議会事務局に備えてありますので閲覧願います。 次に、10月22日を派遣期間として、日進市民会館で行われました第11回議会報告会に議員19名が参加しましたので報告します。 次に、陳情の取扱いについて報告します。 陳情第11号、私立高校生の父母負担を軽減し、学費負担の公私格差を是正するために日進市独自の授業料助成制度の拡充を求める陳情書、陳情第12号、国の私学助成の拡充に関する意見書の提出を求める陳情書、陳情第13号、介護・福祉・医療など社会保障の施策拡充についての陳情書、陳情第14号、「選択的夫婦別姓制度の導入など、一日も早い民法改正を求める意見書」を採択することを求める陳情、陳情第15号、民主主義・立憲主義の基盤である思想・良心の自由、請願権等を守る為の陳情は、全議員に写しを配付することとします。 次に、行政報告を行っていただきます。 副市長。     〔副市長 水野隆史登壇〕 ◎水野副市長 それでは、議長の御指名がございましたので、令和4年第4回日進市議会定例会の開催に当たり、令和4年第3回定例会以降の行政について、主な事業の概要を御報告申し上げます。 初めに、総合政策部関係でございます。 公民連携により市政を推進するため、10月20日に、日産自動車株式会社、愛知日産自動車株式会社、日産プリンス名古屋販売株式会社の3者と連携協定を締結いたしました。 この協定は、電気自動車の普及啓発を進め、本市のゼロカーボンシティの実現と災害対策を強化することを目的としております。協定内容としまして、災害時に非常用電源として電気自動車を貸与いただけるもので、環境・防災意識、災害時の安全・安心の向上が大いに期待できる内容となっております。 次に、生活安全部関係でございます。 10月20日に稲沢市におきまして、第13回愛知県尾張地区消防大会が開催されました。消防関係者相互の理解と連帯を深め、消防団の活性化を図るとともに、安全で安心な住みよい社会づくりを推進するため、尾張地区の消防関係者が一堂に会し、表彰、消防団員等による活動事例の報告等が行われました。 また、11月13日に北小学校及び日進中学校におきまして、新型コロナウイルス感染症予防対策を施した避難所開設運営訓練を実施いたしました。 開催地区の方々や関係機関から約400人の参加があり、地域主体の避難所開設や運営方法を確認いたしました。 当日は、協定締結事業者や陸上自衛隊の協力により、電動車や災害対策車両の展示を行ったほか、前日には市職員を対象とした夜間準備訓練も実施いたしました。 また、11月20日に、第23回にっしん市民まつり、第38回日進市産業まつりを開催いたしました。新型コロナウイルス感染症予防対策のため、規模縮小での開催となりましたが、約9,000人の来場がございました。 次に、健康福祉部関係でございます。 9月16日に、敬老のお祝いとして、数え年88歳、95歳、100歳以上の556人の高齢者に、敬老祝い金を贈呈いたしました。 また、9月27日に、「健やか にっしん宣言」の理念に基づき、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けていける社会づくりを目指すため、中北薬品株式会社と、健康福祉分野における包括連携協定を締結いたしました。 協定内容としましては、高齢者支援、健康づくり、子育て支援の3項目について連携協力することとしており、地域住民を対象とした健康づくりセミナーの開催や地域の高齢者の見守りなどの取組を進めてまいります。 また、11月6日に市民会館小ホールにおきまして、金婚・ダイヤモンド婚・プラチナ婚を祝う会を開催いたしました。金婚24組、ダイヤモンド婚7組の合わせて31組の御夫妻が出席され、賀詞及び記念品を贈呈いたしました。 また、新型コロナワクチン接種事業につきまして、従来株とオミクロン株BA.1に対応した2価ワクチン接種を9月30日から集団接種会場で開始し、市内個別医療機関への当該ワクチンの配送を9月29日から開始いたしました。 また、BA.4-5に対応した2価ワクチン接種を10月28日から集団接種会場で開始し、市内個別医療機関への当該ワクチンの配送を11月1日から開始しております。 11月24日現在のワクチン接種人数につきましては、1回目7万4,325人、2回目7万3,926人、3回目5万9,372人、4回目2万9,639人、5回目7,632人となっております。 うち、オミクロン株対応ワクチンの接種者の数は、1万7,229人でございます。 また、6カ月から4歳までの乳幼児に対する新型コロナワクチンの接種券送付を11月10日から開始し、市内医療機関へのワクチン配送を11月17日に開始いたしました。 次に、産業政策部関係でございます。 9月18日に市役所周辺におきまして、第21回にっしん夢まつりを開催いたしました。鳴子おどりや約2,000発の花火などの催しに市内外から約2万人の方々が来場されました。 また、11月18日からの3日間、岩崎城址公園におきまして、岩崎城天守閣プロジェクションマッピングがにっしん観光まちづくり協会の主催で開催されました。前日のリハーサルも含め、4日間の累計で1万5,000人近くもの方が来場されました。 また、関連イベントとしまして、11月1日から12月25日までのおよそ2カ月間、岩崎城址公園におきまして、岩崎城デジタルライトアップが同協会の主催で開催されています。 続きまして、各組合議会について御報告をいたします。 初めに、尾三消防組合議会でございます。 令和4年9月定例会が9月27日に開催され、令和3年度一般会計歳入歳出決算の認定、職員の育児休業等に関する条例の一部改正、令和4年度一般会計補正予算(第2号)の3議案が提案され、いずれも原案のとおり認定、可決されました。 次に、尾三衛生組合議会でございます。 令和2年第2回定例会が10月5日に開催され、職員の育児休業等に関する条例の一部改正、令和3年度一般会計歳入歳出決算認定、令和4年度一般会計補正予算(第1号)、議員派遣についての4議案が提案され、いずれも原案のとおり認定、可決されました。このほか、専決処分事項について1件の報告がなされております。 最後に、工事請負契約について御報告をいたします。 8月14日から11月12日までの契約金額1,000万円を超える工事請負契約は、12件でございます。工事請負契約報告書をお配りいたしましたので、御確認のほど、よろしくお願い申し上げます。 以上をもちまして、行政報告を終わらせていただきます。 ○議長(青山耕三) 以上で諸般の報告を終わります。-----------------------------------
    ○議長(青山耕三) 日程第4、議案第70号、地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定についてから議案第83号、岩崎城歴史記念館、日進市展望塔岩崎城、岩崎城址公園及び日進市旧市川家住宅の指定管理者の指定についてまでを一括議題とします。 各議案は、お手元に配付したとおりです。 各議案について、提案説明を求めます。 説明者、最初に、市長。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 議長の御指名がございましたので、提案をさせていただきました議案第70号から議案第83号につきまして、議案の概要を御説明申し上げます。 初めに、議案第70号につきましては、地方公務員法の一部改正に伴い、職員の定年の延長並びに管理監督職上限年齢制及び定年前再任用短時間勤務制の導入を行うため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、議案第71号につきましては、地方公務員法第26条の3の規定に基づき、職員が加齢による諸事情への対応、地域ボランティアへの従事等の地域貢献等をするための部分休業制度を設け、高齢期職員の多様な働き方を可能にするため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、議案第72号につきましては、個人情報保護制度について、個人情報の保護に関する法律の規定により全国的な共通ルールを適用させることになることに伴い、既存の日進市個人情報保護条例を廃止し、同法において条例事項とされているものについて規定するため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、議案第73号につきましては、日進市個人情報保護条例の廃止に伴い、個人情報の開示請求に係る開示決定等について審査請求があった場合における、新たな諮問先の機関を設置することについて規定するため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、議案第74号につきましては、日進市未来をつくる子ども条例の規定により、市内の小中学校に通う児童・生徒が、自らの力を発揮できるよう支援するための体制及び教育相談体制の充実に必要な教育職の職員の任期を定めた採用等について規定するため、条例を制定しようとするものでございます。 次に、議案第75号につきましては、市議会の議員の期末手当の支給割合を時宜に即応したものに改めるため、条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第76号につきましては、市長、副市長及び教育長の期末手当の支給割合を国の特別職の職員の支給割合に準じて改めるため、条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第77号につきましては、人事院勧告に基づく国の一般職の職員の給与に関する法律等の改正に準ずるため、条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第78号につきましては、会計年度任用職員の報酬表を時宜に即応したものに改めるため、条例の一部を改正するものでございます。 次に、議案第79号につきましては、個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い、条例等の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第80号につきましては、監査委員の報酬の額について、公会計が導入され会計知識の専門性が要求されていること等により、監査委員による例月出納検査等への負担が大きくなってきていることから、類似団体及び県内市平均額を鑑み、報酬の額を上げるため、条例の一部を改正しようとするものでございます。 次に、議案第81号につきましては、地方自治法の規定に基づき、令和4年度日進市一般会計補正予算(第8号)について承認をお願いするもので、歳入歳出にそれぞれ3億6,841万円を追加しまして、予算総額を312億3,334万1,000円にしようとするものでございます。 次に、議案第82号につきましては、令和4年度日進市下水道事業会計補正予算(第2号)について承認をお願いするもので、収益的収支及び資本的収支の支出の合計から、2,272万4,000円を減額いたしまして、支出総額を32億9,378万2,000円にしようとするものでございます。 最後に、議案第83号につきましては、日進市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第4条に基づき、岩崎城歴史記念館、日進市展望塔岩崎城、岩崎城址公園及び日進市旧市川家住宅の指定管理者の候補者にアクティオ株式会社を選定いたしましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定により指定管理者の指定について議決をお願いするものでございます。 以上をもちまして、説明とさせていただきます。 なお、詳細につきましては、所管部長より説明いたしますので、よろしくお願いします。 ○議長(青山耕三) 次に、総合政策部長。 ◎萩野総合政策部長 初めに、議案第70号、地方公務員法の一部を改正する法律の施行に伴う関係条例の整備に関する条例の制定について御説明を申し上げます。 主な内容といたしましては、職員の定年年齢を段階的に引き上げ、定年を65歳とするための規定を整備するとともに、管理監督職の職員で60歳に達している者を、管理監督職以外の職等に異動させることに関する規定を整備すること並びに60歳以後に退職した職員を、本人の意向を踏まえ、短時間勤務の職で再任用することができるように、定年前再任用短時間勤務制度に関する規定を整備しようとするものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和5年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案第71号、日進市職員の高齢者部分休業に関する条例の制定について、御説明を申し上げます。 主な内容といたしましては、60歳以上の職員について、同年齢に到達した日後における最初の4月1日以後に、通常の勤務時間の半分を上限として30分単位で部分休業を取得できるように規定するとともに、部分休業を取得した時間に係る給与について、取得した時間に応じて減額するよう規定をするものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和5年4月1日からとするものでございます。 ○議長(青山耕三) 次に、総務部長。 ◎石川総務部長 次に、議案第72号、日進市個人情報の保護に関する法律施行条例の制定について御説明申し上げます。 主な制定内容としましては、保有個人情報の開示請求に係る手数料、開示決定などの期限、日進市個人情報保護審査会への諮問などについて定め、併せて日進市個人情報保護条例を廃止することを定めるものでございます。 次に、議案第73号、日進市個人情報保護審査会条例の制定について御説明申し上げます。 主な制定内容としましては、日進市個人情報保護審査会の設置及び組織について定めるものでございます。 なお、両条例とも施行日は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律附則第1条第7号に掲げる規定の施行の日となります。 ○議長(青山耕三) 次に、学習教育部長。 ◎加藤学習教育部長 次に、議案第74号、日進市教育委員会の教育職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の制定について御説明申し上げます。 この条例は、教育職の職員の任期を定めた採用等について、日進市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例に準じて必要な規定を設けるため制定しようとするものです。 主な制定内容としましては、教育職の職員は、教育職員免許法に規定する免許状を有し、かつ、専門的な知識経験を有する者とすること、任命権は、教育委員会に属し、教育委員会が採用を行うこと、給料表、等級別基準職務表等の給与の特例を規定することでございます。 なお、施行期日につきましては、令和5年4月1日から施行するものでございます。 ○議長(青山耕三) 次に、総合政策部長。 ◎萩野総合政策部長 次に、議案第75号、日進市議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部改正について御説明を申し上げます。 内容といたしましては、市議会議員の期末手当について、年間の支給月数を3.25カ月分から3.3カ月分に改めるものでございます。 なお、施行期日につきましては、公布の日からとするものでございます。 続きまして、議案第76号、日進市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正について御説明を申し上げます。 内容といたしましては、市長、副市長及び教育長の期末手当について、年間の支給月数を3.25カ月分から3.3カ月分に改めるものでございます。 なお、施行期日につきましては、公布の日からとするものでございます。 続きまして、議案第77号、日進市職員の給与に関する条例及び日進市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正について御説明を申し上げます。 主な内容といたしましては、まず1点目といたしまして、民間給与との格差を是正するため、職員の給料月額を引き上げるもの。 2点目といたしましては、期末手当の年間の支給割合を100分の190から100分の200に引き上げて、年間の期末・勤勉手当の支給月数を4.4カ月分に改めるものでございます。 なお、施行期日につきましては、公布の日からといたしまして、令和4年4月1日から適用するものでございます。ただし、第2条及び第4条の規定につきましては、施行期日を令和5年4月1日とするものでございます。 続きまして、議案第78号、日進市会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について御説明を申し上げます。 内容といたしましては、まず1点目といたしまして、一般職の給料表などに準じまして、会計年度任用職員の報酬表を引き上げるもの。 2点目といたしましては、教育職報酬表に号給を追加し、より高度な職務に従事させることを可能とするものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和5年4月1日からとするものでございます。 ○議長(青山耕三) 次に、総務部長。 ◎石川総務部長 次に、議案第79号、日進市情報公開条例等の一部改正について御説明申し上げます。 主な改正内容としましては、個人情報の保護に関する法律の一部改正に合わせまして、必要な規定の整理を行うものでございます。 なお、施行期日につきましては、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律附則第1条第7号に掲げる規定の施行の日とするものでございます。 ○議長(青山耕三) 次に、監査委員事務局長。 ◎萩野監査委員事務局長 議案第80号、日進市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。 改正内容としましては、識見を有する者の中から選任された監査委員の報酬月額を7万円から10万円に、議会の議員の中から選任された監査委員の報酬月額を2万6,000円から3万6,000円に上げるものでございます。 なお、施行期日につきましては、令和5年を4月1日とするものでございます。 ○議長(青山耕三) 次に、総務部長。 ◎石川総務部長 次に、議案第81号、令和4年度日進市一般会計補正予算(第8号)について、補正予算額3億6,841万円の主な内容について御説明申し上げます。 初めに、歳入、予算書1ページとなります。1款市税は4億2,000万円の増額で、個人市民税の所得割について、コロナ禍の影響が想定より少なかったための増額となります。 15款国庫支出金は1億2,754万8,000円の増額で、主なものは、自立支援給付費や保育所運営費、生活保護扶助費、マイナンバーカード交付事務の増額に対する国庫負担分となります。 16款県支出金は1,121万5,000円の増額で、主なものは、地域学校協働活動推進事業の減額分と自立支援給付費や保育所運営費の県負担分の増額分を差し引いた額となります。 19款繰入金は2億3,273万6,000円の減額で、財政調整基金繰入金の減額となります。 21款諸収入は3,536万円の増額で、主なものは、保育所、幼稚園の施設利用給付費の返還に伴う過年度収入や児童手当返還金の増額となります。 続きまして、歳出、3ページとなります。 各款におきまして人事異動に伴う人件費の調整のための補正を実施しているほか、主な事業について御説明申し上げます。 2款総務費は1,755万1,000円の増額で、市税等の還付に伴う返還金、防犯施設の光熱水費の増額となります。 3款民生費は2億1,821万1,000円の増額で、高齢者生きがい活動センター屋根修繕工事の減額があるものの、自立支援給付費、施設型給付費、生活保護扶助費等、対象者や利用数の増加により増額となります。 4款衛生費は2,466万2,000円の増額で、がん検診受診者の増加に伴う委託料や新型コロナウイルスワクチン接種に係る委託料の増額となります。 6款農林水産費は1,449万3,000円の増額で、農業用施設の修繕料の増額となります。 8款土木費は5,827万8,000円の増額で、道の駅整備事業委託料及び下水道事業会計への繰出金の増額となります。 10款教育費は5,118万1,000円の増額で、小中学校の光熱水費及び学校給食センターの空調更新工事の増額となります。 12款公債費は2,371万6,000円の減額で、市債償還元金及び利子の確定によるものとなります。 次に、6ページ、第2表、繰越明許費補正につきましては、半導体不足などの影響により、納期の遅れが生じる公用車管理事務及び地域福祉推進事業、法律改正等に伴うシステム改修が来年度に及ぶ戸籍事業及び生活保護事業、緊急修繕により工期が来年度に及ぶ農業用施設維持管理事業及び河川排水路整備事業、現時点での年度末での完了が難しいと思われる道の駅整備事業、日進駅西土地区画整理地区外関連事業、香久山西部土地区画整理地区外関連事業を設定するものとなります。 最後に、7ページ、第3表、債務負担行為補正につきましては、ゼロ債務負担行為としまして、中央福祉センター受変電設備改修事業、北部保育園空調改修事業、集団がん・骨検診事業、岩崎台1号線舗装整備工事事業、選手派遣事業の5事業を、令和4年度から5年度まで設定するほか、岩崎城歴史記念館、展望塔岩崎城、岩崎城址公園及び旧市川家住宅指定管理委託事業の指定管理委託事業として、令和5年から9年度まで設定するものとなります。 ○議長(青山耕三) 次に、都市整備部長。 ◎蟹江都市整備部長 次に、議案第82号、令和4年度日進市下水道事業会計補正予算(第2号)について、主な内容につきまして、御説明させていただきます。 第3条、収益的収入及び支出の補正でございますが、収益的収入は1,753万2,000円の増額となっておりますが、これは他会計補助金の増額、長期前受金戻入の減額によるものでございます。 収益的支出は2,294万6,000円の減額となっておりますが、これは電気料金の高騰による管渠費、処理場費、農業集落排水処理場費の増額、総係費及び減価償却費の減額などによるものでございます。 第4条、収益的収入及び支出の補正でございますが、資本的収入は3,717万4,000円の減額となっておりますが、これは企業債、分担金及び負担金の減額、他会計補助金の増額によるものでございます。 資本的支出は22万2,000円の増額となっておりますが、これは管路建設費の増額、管路改良費の減額によるものでございます。 ○議長(青山耕三) 次に、学習教育部長。 ◎加藤学習教育部長 次に、議案第83号、岩崎城歴史記念館、日進市展望塔岩崎城、岩崎城址公園及び日進市旧市川家住宅の指定管理者の指定について御説明申し上げます。 この議案は、日進市公の施設に係る指定管理者の指定手続等に関する条例第2条に基づき公募したところ、2団体の申込みがあり、同条例第4条に基づき審査した結果、当施設の指定管理者の候補者にアクティオ株式会社を選定いたしましたので、地方自治法第244条の2第6項の規定により、指定管理者の指定について議決を求めるものでございます。 なお、指定の期間は、令和5年4月1日から令和10年3月31日までの5カ年とするものでございます。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(青山耕三) 以上で提案説明を終わります。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第5、議案第84号、損害賠償の額の決定及び和解についてを議題とします。 議案はお手元に配付したとおりです。 議案第84号について、提案説明を求めます。 説明者、最初に、市長。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 議長の御指名がございましたので、提案をさせていただきました議案第84号につきまして、議案の概要を御説明申し上げます。 この議案につきましては、地方自治法第96条第1項の規定に基づき、損害賠償の額の決定及び和解について議会の議決を求めるものであります。 以上をもちまして、説明とさせていただきます。 なお、詳細につきましては、所管部長より説明いたしますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(青山耕三) 次に、学習教育部長。 ◎加藤学習教育部長 それでは、議案第84号、損害賠償の額の決定及び和解について御説明申し上げます。 この案を提出するのは、地方自治法第96条第1項第12号及び第13号の規定に基づき、梅森保育園地内における車両衝突事故に関して円満な解決を図るため、損害賠償の額の決定及び和解について議会の議決を求めるものであります。 事故の経緯でございますが、事故発生日時は、令和4年7月1日午後2時30分頃でありました。事故発生状況は、梅森保育園地内の駐車場に公用車を駐車する際、別の駐車スペースに駐車中の相手方の車両に衝突し、当該車両の右側部分を損傷し損害を与えた物損事故でございます。事故原因につきましては、シフトノブの入れ間違いということでございます。 損害賠償額は163万4,623円であり、保険会社の査定に基づき算出されております。損害賠償金は全国自治協会により直接支払われるため予算執行は伴いません。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(青山耕三) 以上で提案説明を終わります。 これより議案質疑に入ります。 議案第84号、損害賠償の額の決定及び和解についての質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第84号に対する質疑を終結します。 これより議案の委員会付託を行います。 議案第84号は、総務文教委員会に付託します。 直ちに大会議室で総務文教委員会を開いていただき、議案の審査をお願いします。 ただいまから暫時休憩します。     午前10時41分 休憩-----------------------------------     午前11時25分 再開 ○議長(青山耕三) 会議を再開します。 執行部より発言の許可を求められていますので、これを許可します。 最初に、副市長。 ◎水野副市長 先ほど、行政報告、尾三衛生組合議会の部分でございますけれども、令和2年第2回定例会と申し上げましたけれども、令和4年第2回定例会と訂正させていただきます。失礼いたしました。 ○議長(青山耕三) 次に、総合政策部長。 ◎萩野総合政策部長 議案第77号、日進市職員の給与条例の一部改正についてでございますが、引上げの対象を期末手当と説明をさせていただきましたが、正しくは勤勉手当でございました。 訂正をさせておわびをさせていただきます。申し訳ございませんでした。 ○議長(青山耕三) 次に、都市整備部長。 ◎蟹江都市整備部長 議案第82号、下水道事業会計補正予算についてでございますが、第4条の説明において、資本的収入は3,717万4,000円と説明させていただくところを、収益的収入と発言してしまいましたので、訂正をさせていただくとともに、おわびを申し上げます。大変失礼いたしました。 ○議長(青山耕三) この際、総務文教委員長より審査結果の報告を求めます。 総務文教委員会 大橋委員長。     〔総務文教委員会 大橋ゆうすけ委員長登壇〕 ◆総務文教委員会(大橋ゆうすけ委員長) 議長の御指名がございましたので、本会議休憩中に開催をいたしました総務文教委員会の主な審査の模様と結果について御報告をいたします。 議案第84号、損害賠償の額の決定及び和解についてを議題とし、説明を省略し、質疑、意見を求めたところ、委員より、損害賠償額がこのように高額となっている理由は何かとの質疑に、車両右側部分、運転席のドア及び後部スライドドアの修理費用に100万2,936円、7月2日から8月12日までの42日間の代車費用に47万5,200円及び評価損分13万6,764円などが必要となったものとの答弁がありました。 また、7月1日に事故が起きて10月末に臨時会が開かれたが、そこでの上程ができなかったのはなぜかとの質疑に、評価損額の決定、算定に時間を要したため条件が折り合ったのが11月に入ってからとなったとの答弁がありました。 質疑の後、討論を求めるもなく、採決したところ、議案第84号については全員賛成であり、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で総務文教委員会の報告を終わります。 ○議長(青山耕三) 以上で報告を終わります。 ただいまの総務文教委員長の報告に対する質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、総務文教委員長の報告に対する質疑を終結します。 これより議案第84号、損害賠償の額の決定及び和解についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。(なし) 討論なきものと認め、これにて議案第84号に対する討論を終結します。 これより議案第84号を採決します。 本案に対する総務文教委員長の報告は可決です。 本案は、総務文教委員長の報告のとおり決することに賛成議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第84号、損害賠償の額の決定及び和解については、原案のとおり可決されました。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第6、議案第85号、人権擁護委員の候補者の推薦についてを議題とします。 議案は、お手元に配付したとおりです。 議案第85号について、提案説明を求めます。 説明者、市長。     〔市長 近藤裕貴登壇〕 ◎近藤市長 議長の御指名がございましたので、提案させていただきました議案第85号につきまして、議案の概要を御説明申し上げます。 この議案につきましては、人権擁護委員である武田真一氏が、令和5年3月31日をもって辞任することから、人格、識見ともに高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護について深い御理解をお持ちである廣瀬正直氏を新たに推薦させていただくため、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものでございます。 廣瀬氏は、長年にわたり小中学校で教員を勤め、学校教育に注力されました。 なお、任期につきましては、令和5年4月1日から3年間であります。 議員の皆様におかれましては、御審議の上、適切な御意見を賜りますよう、お願いを申し上げまして、説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(青山耕三) 以上で提案説明を終わります。 これより議案質疑に入ります。 議案第85号、人権擁護委員の候補者の推薦についての質疑を許します。質疑はありませんか。(なし) 質疑なきものと認め、これにて議案第85号に対する質疑を終結します。 お諮りします。ただいま議題となっています議案第85号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 異議なしと認めます。よって、議案第85号については、委員会付託を省略することに決しました。 これより議案第85号、人権擁護委員の候補者の推薦についての討論に入ります。 最初に、反対論の発言を許します。(なし) 次に、賛成論の発言を許します。 道家富好議員。 ◆10番(道家富好) 議案第85号、人権擁護委員の候補につきまして、賛成の立場から発言をさせていただきます。 候補者、廣瀬正直さんは、長年にわたり教職を勤められ、学校教育に力を注いでこられました。現在では、地域のコミュニティー活動にも御尽力をいただいております。 その人柄は誠実で、地域住民の信頼も非常に厚く、人権擁護委員の要職に最適と思われるため、廣瀬正直さんを候補として推薦することについて、賛成するものであります。 ○議長(青山耕三) ほかに討論はありませんか。(なし) ほかに討論なきものと認め、これにて議案第85号に対する討論を終結します。 これより議案第85号を採決します。 人権擁護委員の候補者の推薦についての議会の意見は、適任とすることに賛成の議員の起立を求めます。     〔起立全員〕 起立全員です。よって、議案第85号、人権擁護委員の候補者の推薦についての議会の意見は、適任とすることに決しました。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第7、請願第2号、より便利なくるりんばすを求める請願書を議題とします。 請願文書表は、お手元に配付したとおりです。 請願第2号の委員会付託を行います。 請願第2号は、市民建設委員会に付託します。 付託を受けた市民建設委員会は、会期日程により委員会を開いていただき、請願の審査をお願いします。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 日程第8、議員提出議案第5号、日進市議会の個人情報の保護に関する条例の制定についてを議題とします。 議案は、お手元に配付したとおりです。 議案について、提案説明を求めます。 説明者、道家富好議員。     〔10番 道家富好登壇〕 ◆10番(道家富好) 議長の御指名がございましたので、上程いたしました議員提出議案第5号、日進市議会の個人情報の保護に関する条例の制定について、提出者を代表いたしまして説明申し上げます。 主な内容は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律第51号により、個人情報保護法が改正され、議会が法律の適用対象から除かれることから、適切な対応を図る必要があるため、日進市議会の個人情報の保護に関し、必要な事項について規定する条文を明記したものでございます。 施行期日につきましては、令和5年4月1日とするものです。 以上で説明とさせていただきます。 ○議長(青山耕三) 以上で提案説明を終わります。----------------------------------- ○議長(青山耕三) 以上で本日の日程は全部終了しました。 来る12月5日は午前9時30分から本会議を開きます。 本日はこれにて散会します。     午前11時37分 散会...